“がばい旋風”再び!佐賀北・秀島141球完投、シード校撃破

[ 2015年7月16日 05:30 ]

第97回全国高校野球選手権佐賀大会2回戦 佐賀北4-1佐賀学園

(7月15日 みどりの森県営)
 2年連続夏切符へ、佐賀北の“がばい旋風”が初戦から吹き荒れた。シード校の佐賀学園相手に4―1で完勝。今大会から背番号1を背負う1メートル61の小柄なエース秀島が、5安打6四球と制球に苦しみながらも141球を投げ切って完投。「走者を出しても最後の1球で打ち取ればいい」と振り返った。打席でも3安打のエースに百崎敏克監督も「秀島がよく投げた。5回まで何とかと思って継投も準備していたがよく粘った。完投とは…」と健闘を称えた。

 07年に出場した甲子園では開幕試合から登場して快進撃。決勝で強豪・広陵を下して初優勝した同校の“がばい旋風”は記憶にも新しい。「小4のときに全国制覇をテレビで見て、自分も北高で甲子園に行くと決めた」と秀島。昨秋は4強。今春県大会は8強にも届かず今大会はノーシードだが熱い夏こそ、佐賀北が旋風を巻き起こす。

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2015年7月16日のニュース