ソフトB貯金20!バンデン 無傷3連勝 「鷹の祭典」7連勝

[ 2015年7月10日 05:30 ]

<ソ・楽>無傷の3勝目を挙げたバンデンハーク

パ・リーグ ソフトバンク4-1楽天

(7月9日 京セラD)
 絶好調ではなくても、登板のたびに存在感が増していく。ソフトバンクのバンデンハークは制球を乱しながらも6回を2安打無失点。6月14日の来日初登板から無傷の3勝目を挙げ「バランスやタイミングが合わない部分があったが、何とか粘れた」とうなずいた。

 過去3試合で1四球。しかし、この日は初の京セラドームのマウンドで制球に苦しんだ。3死球を含む5四死球。連続イニング奪三振も3回に奪えず、18イニングでストップした。それでも崩れない。課題の走者を背負ってのクイック投球には改善の兆しがあり、3回には捕手・細川との共同作業で二盗を阻んだ。細川が「きょうは収穫大」と褒めれば、工藤監督も「悪い時でも6回を0点。次は修正してくれる」と信頼を寄せた。

「鷹の祭典」と銘打たれた試合の今季第2弾で大阪では昨季に続く2度目の開催。前身の南海発祥の地で貯金を今季最多タイの20に戻した。先発の核となりつつあるオランダ人右腕が浪速のファンに名刺代わりの投球を披露し、「鷹の祭典」は昨年7月から7連勝となった。

 ≪無傷の3連勝以上は8人目≫バンデンハーク(ソ)が来日3連勝。ソフトバンク新外国人で無傷の3連勝以上は13年オセゲラ以来8人目の好スタートになった。なお、4連勝まで伸ばすと09年ファルケンボーグの6連勝を筆頭にチーム4人目となるがどうか。

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