日米親善に野球で貢献 オマリー氏に叙勲伝達、野茂氏も祝福

[ 2015年7月9日 12:07 ]

春の叙勲で旭日中綬章を受章し、叙勲伝達式で写真に納まるドジャースの元球団会長、ピーター・オマリー氏(中央)。左は野茂英雄氏

 春の叙勲で旭日中綬章を受章した米大リーグ、ドジャースの元球団会長、ピーター・オマリー氏(77)の叙勲伝達式が8日、同球団の本拠地ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた。野球を通じた日米親善への貢献を評価されたオマリー氏は「日本の野球界を手助けすることができ、とても光栄に思っている。野球は日米の懸け橋になった」と喜びを語った。

 式典にはオマリー氏が1995年に契約をまとめてドジャース入りを実現させた野茂英雄氏も訪れ、ともに喜んだ。日本からのビデオメッセージでは、プロ野球巨人の長嶋茂雄元監督が「初めて米国でキャンプをやったときに、ピーターさんに助けてもらった」と思い出を話し、ソフトバンクの王貞治球団会長は「日本の野球の大恩人」と謝意を表した。(共同)

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2015年7月9日のニュース