ロッテ田村 クロスプレーで左足関節捻挫、伊東監督「抹消しない」

[ 2015年7月4日 18:50 ]

<西・ロ>4回、2死一塁の場面で中村の適時二塁打で生還した一走・浅村と交錯し、負傷した捕手・田村(右)

パ・リーグ ロッテ2―8西武

(7月4日 西武プリンス)
 ロッテの3年目捕手・田村が、4日の西武戦(西武プリンス)の4回の守備中に左足首を痛め、負傷退場した。

 2死一塁で西武中村が右翼線への適時二塁打。本塁を狙った一走・浅村とのクロスプレーでタッチをしようとした際に左足首を強くひねった。トレーナーに抱えられベンチに下がり、そのまま所沢市内の病院へ。左足関節捻挫で全治は不明と診断された。

 今季は開幕から事実上のレギュラー捕手に指名されていただけに、チームとしても田村の離脱は大きな痛手となる。伊東監督は「たいしたことはないらしい。本人が“大丈夫です”と直訴してきたので、抹消はしない。一安心だけど、治るまでは使えないからね…」。ちょうど1年前の7月9日の西武戦(当時・西武ドーム)でルーキーだった吉田がクロスプレーの際に右足首を痛め、右前距腓靱帯損傷で長期離脱を強いられた。またしても捕手が故障し、吉鶴バッテリーコーチは「塩をまかないといけないな」と険しい表情だった。

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