両軍合わせて27残塁…中日―巨人 4時間半超死闘も引き分け

[ 2015年7月4日 19:37 ]

<中・巨>9回無死、長野のファウルフライをキャッチした平田は、勢い余ってフェンスの扉を開けてしまう

セ・リーグ 中日3―3巨人

(7月4日 ナゴヤD)
 中日―巨人は4時間半超の総力戦の末、3―3の引き分けに終わった。両チーム合わせて23安打を放ったが、計27残塁の拙攻。中日の遠藤とルナ、巨人・立岡はそれぞれ3安打と奮闘したが、勝利にはつながらなかった。

 巨人は2回、マイコラスの中前打から1死二塁の好機をつくり、立岡の中越え適時三塁打、坂本の左前適時打で2点を先制。しかしその裏、マイコラスが2死一、二塁からナニータとエルナンデスに連続適時打を浴び、逆転を許した。

 中日は直後の4回、プロ初先発の鈴木が先頭から3者連続四球を与えて無死満塁のピンチを招いて降板。2番手・野村は、マイコラスに真ん中低めの直球を左前に運ばれ、試合は3―3の振り出しに戻った。

 その後は両チームとも得点圏に走者を進めながらも得点が奪えず、試合は延長戦に突入。中日は延長10回にはルナ、エルナンデスの安打と高橋周の四球で2死満塁のサヨナラ機を築いたが、小笠原、大島が凡退。巨人は11回、2死から松本哲の左前打と2四球で満塁としたが、坂本が二ゴロに倒れて絶好機を逃した。

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