丹下段平ばりに…実りの秋を見据える原監督「収穫は10月でいい」

[ 2015年7月4日 08:25 ]

村田の打撃練習を見る原監督(左奥)

 実りの秋を迎えるために――。巨人・原監督はリーグ4連覇に向け、シーズン終盤の10月を見据えた。川崎市のジャイアンツ球場での練習。指揮官は人気ボクシング漫画「あしたのジョー」の丹下段平ばりに「あしたのためのその1」と言うと、「練習、練習。収穫は10月でいい。今は一生懸命、耕しながら栄養を送っている」と続けた。

 開幕から不振の打線はチーム打率.235。ここにきて投手陣も精彩を欠き、7カード連続負け越し中だ。混セを今すぐ抜け出す力はないが、原監督はシーズン終盤勝負とにらんだ。この日は当初、野手陣は休養予定だったが、練習に変更。その上でティーとフリー打撃のメニュー以外は自由にし、選手も現状と向き合った。坂本は「選手がやるしかないと思う。いい練習ができたんじゃないですか」と話した。

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2015年7月4日のニュース