つんく、始球式で元気にノーバン投球!声帯摘出告白後、初の公の場

[ 2015年7月3日 17:56 ]

始球式を行うつんく♂

 音楽プロデューサーのつんく♂(46)が3日、東京ドームで行われたプロ野球の楽天―日本ハム戦で始球式を行った。4月の近畿大入学式での声帯摘出告白後、初めての公の場となった。

 つんく♂は背中に「TSUNK♂29」の文字と背番号が入った楽天のユニホーム姿で登場。手術した喉の部分を隠すためか、白いストールを巻いていた。マウンドでは見事なノーバウンド投球を披露。打席に立つ楽天・松井稼頭央の背中を通るボール球となったが、元気な姿を見せてスタンドを沸かせた。

 楽天とは04年に「モーニング娘。」が歌った球団初の公式応援歌「THE マンパワー!!!」を書き下ろすなど、創設時から縁が深い関係。

 4月、近畿大(大阪府東大阪市)入学式で、一度は完全寛解と診断された喉頭がんが再び見つかったことによる声帯摘出を告白。「あなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追求すれば、あなたの代わりでは無理なんだという人生が待っていると思います」と新入生に力強いメッセージを贈った姿に三木谷浩史オーナー(50)が感銘を受け、始球式を要請。つんく♂が快諾して今回の登板が実現した。始球式後には球場を訪れていた三木谷オーナーとグラウンドで握手と抱擁を交わした。

 投球後にはブログを更新。「マウンドからボールを投げたのは何年ぶりでょうか・・・ とっても楽しい時間でした。たった一球ですが、本当に気持ちよかったです。突き抜けるようなかっこいい新曲が2、3曲作れちゃいそうなそんな気分です!ボール球でしたが、それでもノーバウンドで届きましたね。よかった~」と書き込んでいた。

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