復帰難しく…オリ丸毛 頭部打球直撃で引退決断 2軍スタッフ転身

[ 2015年7月3日 05:30 ]

任意引退することを発表したオリックスの丸毛

 オリックスは2日、丸毛(まるも)謙一外野手(26)が現役を引退すると発表した。本人から申し入れがあった。今年2月の宮崎キャンプ中に、左側頭部に打球を受け、開頭手術を受けた。その後はリハビリに努めてきたが、復帰は難しいとの判断となった。

 シーズン半ばに引退を表明するのは異例だが、丸毛は「悩んだ末に決断しました。今はすっきりした気持ちです」と談話を発表。横田昭作球団副本部長は「もう一度、患部にダメージがかかると生死に関わるとの医師の判断があった」と説明した。今後は2軍スタッフに転身。3日のウエスタン・リーグ広島戦(神戸第2)で、引退セレモニーを行い、初回の1イニングだけ守備で出場する。

 11年に育成選手として巨人に入団。戦力外通告を受けた13年にオリックスの入団テストに合格し、14年に支配下選手登録された。1軍出場は代走の1試合のみだった。

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