マー君、また3発被弾!6点リード守れず、白星逃す

[ 2015年6月28日 07:25 ]

アストロズ戦に先発したヤンキース・田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース9―6アストロズ

(6月27日 ヒューストン)
 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(26)は27日(日本時間28日)、ヒューストンでのアストロズ戦に先発、またも3本塁打を浴びるなど5回7安打6失点で降板、6点のリードを守れず、今季5勝目を挙げることはできなかった。

 初回1死からマキャンに満塁弾が飛び出し、いきなり4点のリードをもらってのマウンド。田中は四球と中前打で無死一、二塁のピンチを招いたものの、アルテューベを空振り三振。続くバルブエナを二ゴロに仕留め、1度は併殺の判定されたが、アストロズのチャレンジで判定が覆り、2死一、三塁から仕切り直し。それでも落ち着いてガティスを中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

 続く2回にはヤングが左越えに10号2ラン。この一発でキレたアストロズの先発オーバーホルツァーがロドリゲスに“危険球”を投じて退場に。田中は荒れた展開にリズムに乗れないのか、その裏1死からサンタナ、カーターに連続二塁打を浴び、2死後にスプリンガーに左前適時打を許し、この回2点を失った。

 4回には2死からカーターに左越えソロを被弾。3点リードの5回にはスプリンガーに四球を与え、続くコレアに右越え2ラン、アルテューベに左越えソロを浴びて同点に追いつかれてしまった。何とか、この回は投げ切ったが、投球数も98球に達し、マウンドを降りた。

 前回21日(同22日)のタイガース戦は5回10安打7失点(自責点5)、日米通じてメジャー自己ワーストの3本塁打を浴びて3敗目を喫した。修正能力が問われる一戦だったが、またも悪夢が繰り返された。

 チームは6―6の8回にテシェイラの左適時二塁打で2点を勝ち越し、9回にも1点を追加して9―6で勝った。

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