中畑ＤｅＮＡ、１カ月ぶりの連勝！巨人　借金生活で首位陥落

＜巨・Ｄ＞初回１死一、二塁、筒香の二ゴロの間に二走・石川が生還し、盛り上がるＤｅＮＡベンチ

セ・リーグ ＤｅＮＡ３―１巨人

（6月24日 東京Ｄ）
　ＤｅＮＡが接戦をものにし、５月１６日の広島戦（マツダ）で４連勝を飾って以来、約１カ月ぶりの連勝を決めた。前日２３日の同カードで連敗を１２で止めた勢いを持続。１―１で迎えた８回に勝ち越すと、９回にも加点し逃げ切った。

　初回には“足攻”で先手を奪った。２四球で１死一、二塁とすると、筒香の二ゴロ併殺崩れの間に、二走・石川がホームを陥れる好走塁で１点を先制した。

　プロ２試合目の登板となった先発・砂田は、長野に同点弾を許したものの５回を３安打１失点。６四球で再三、ピンチを背負いながら粘りの投球をみせた。

　その後も中継ぎ陣が失点を防ぐと８回、打線が奮起。梶谷の中前打と筒香の三ゴロ野選から１死一、二塁とし、バルディリスが左翼線に適時打を放って勝ち越し。９回にも先頭・荒波の右中間二塁打から２死一、三塁とすると、筒香の右前適時打で突き放した。

　巨人は１点ビハインドの５回、１死から長野の左越え６号ソロで一時は同点に追いついたが、得点はこの１点のみ。７回１失点と好投した先発・杉内を援護できず、３連敗で借金１となり、首位の座も明け渡した。