ヤクルト本社で株主総会 補強に厳しい声「適切にできているのか」

[ 2015年6月24日 15:11 ]

 ヤクルト本社の定時株主総会が24日、都内で開かれた。質疑応答では球団に対して「毎年必ず大きな連敗をしている。ドラフトで獲った選手も活躍できていない。戦力補強は適切にできているのか?」と厳しい声が上がった。

 2年連続最下位のチームは今季、4月に首位に立ったものの、5月には9連敗を喫するなど現在はBクラスに低迷。衣笠剛球団社長は「今年はFAで(成瀬と大引の)2名を獲得した。成瀬は調子は上がらないが、シーズンを通して必ずバランスを取って終えてくれる。ドラフト1位の竹下はケガでリハビリ中だが、2位の風張は2軍で投げている。セ・リーグの混戦から抜け出したい」と答えた。

 また、4月に報道された神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替え計画について「新球場もヤクルトの本拠地なのか?また、ファンの意見を求める目安箱などのアイデアはないのか?」などの質問も上がった。同社長は「具体的な話は出ていない。目安箱については検討したい」と話していた。

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2015年6月24日のニュース