谷繁監督、守乱に怒り「あれだけのミス出て勝ったら奇跡」

＜中・ヤ＞７回、１死二塁、山田の飛球をお見合い、安打にしてしまう大島（左）とエルナンデス

セ・リーグ 中日３―５ヤクルト

（6月23日 岐阜）
　中日は勝ち越した直後の７回の守備でミスが続出した。先頭のゴロをさばいた荒木が一塁へ悪送球。１死から左中間への打球を左翼手の藤井が止められず、その後の中継プレーも乱れ一塁走者が一気に生還した。

　続く山田の平凡な飛球を大島とエルナンデスがお見合い。ピンチを広げ、あっさりと逆転を許した。２週間ぶりの連勝を手放し、谷繁兼任監督は「あれだけミスが出て勝てたら奇跡。そういう試合。それだけ」と怒りで声を荒らげた。