和田、左肩異変で緊急降板…検査結果次第で登板機会失う可能性も

[ 2015年6月24日 05:30 ]

<カブス・ドジャース>先発した和田だったが3回途中で降板(AP)

ナ・リーグ カブス4-2ドジャース

(6月22日 シカゴ)
 異変を隠し通せるほどメジャーは甘くなかった。カブスの和田は3回、先頭のヘルナンデスに、力ない直球を痛打され先制の左越えソロを被弾。続くエリスにも左前打。直後、異変に気づいてマウンドに来た投手コーチに降板を告げられた。

 「投球練習でカーブを投げたときに少し変だなと。痛みでも違和感でもなく、投げる時に固まっていたのが分かる。筋肉がギュッとなっている感じ」。2回0/32安打1失点、29球で緊急降板。サイ・ヤング左腕カーショーとの投げ合いの終わりはあまりにも早すぎた。球団は「左三角筋のけいれん」と発表。2回まで19球で無安打だっただけに「調子自体は良かったので悔しい」と肩を落とした。

 先発5番手の和田をめぐる状況は厳しさを増している。試合前、セオ・エプスタイン編成担当取締役は7月末のトレード期限の最優先事項を、先発補強と明言。早期に動きだす可能性も浮上した。23日の検査結果次第では、このまま登板機会を失う可能性もある。

 「こういうのは初めてなので。あさってブルペンに入れる状態ならいいですけど、無理だったら…。分からない」と和田は表情を曇らせた。

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2015年6月24日のニュース