永久追放のピート・ローズ氏 選手でも賭けと報道

[ 2015年6月23日 09:55 ]

 米スポーツ専門局ESPNは22日、大リーグ歴代1位の通算4256安打をマークしながら、野球賭博への関与で永久追放となったピート・ローズ氏(74)がレッズの選手兼任監督を務め、現役最後となった1986年に選手で出場した試合でも賭けをしていたことを裏付ける文書を入手したと報じた。

 84年から監督を兼任したローズ氏は89年に永久追放処分となったが、当時は関与を否定。2004年に発売した自伝で監督として賭けをしたことは認めたが、選手としての関与については一切否定していた。

 ローズ氏はことしに入って大リーグ機構に処分撤回を要請した。マンフレッド・コミッショナーも前向きに応じるなど動きがあったが、今回の件で暗礁に乗り上げる可能性も出てきた。(共同)

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2015年6月23日のニュース