王さん 野球の五輪種目に自信「個人的には“国技”だと思っている」

[ 2015年6月23日 05:30 ]

11月開幕のプレミア12の対戦日程決定を受け会見した王・侍ジャパン特別顧問

 野球・ソフトボールが1次選考を突破したことを受け、東京五輪組織委員会顧問でもある王貞治氏(ソフトバンク球団会長)は「絶対に選ばれると思っているけど、最終的に決まらないと」と前置きした上で、「野球が出るのと出ないのでは(日本中の)盛り上がりが違う。個人的に野球は“国技”、日本No.1のスポーツだと思っている」と話した。

 さらに新国立競技場の建設費が問題化する中、「野球の施設は十分にあるから、新たに造る必要がない」とコスト面でのメリットもあらためて強調。野球の会場については、東京ドームを基本線に、予選では東日本大震災の復興支援を視野に東北の球場を使用することも検討されている。

 また、ソフトボール日本代表のエース、上野由岐子(ビックカメラ)も「最終候補に残り、ほっといたしました。子供たちに夢をつなげられるよう、引き続き全力でソフトボールに取り組んでいきたい」と続けた。

 ▼日本野球機構(NPB)・熊崎勝彦コミッショナー 国内外の野球、ソフトボール関係者と協力し、野球・ソフトボール界の将来のため、応援していただいているファンのためにもオリンピック競技への復帰が実現できるよう一層、努力して参りたい。

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