ナショナルズ・シャーザーが無安打無得点 死球1つだけの“準完全”

[ 2015年6月21日 08:01 ]

ノーヒットノーランを達成したナショナルズのシャーザーは歓喜のガッツポーズ(AP)

ナ・リーグ ナショナルズ6―0パイレーツ

(6月20日 ワシントン)
 米大リーグ、ナショナルズのマックス・シャーザー投手(30)は20日(日本時間21日)、ワシントンで行われたパイレーツ戦で無安打無得点試合を達成した。自身初で今季8勝目。

 9回2死までは1人の走者も許さず、完全試合にあと1アウトで代打タバタに死球を与えた。次の打者を左飛に抑えて快挙を達成した。打者28人に106球で1死球、10奪三振での“準完全試合”だった。今季はジャイアンツのヘストンに次いでメジャーで2人目の達成。

 シャーザーは前回登板の14日ブルワーズ戦でも1安打完封で7勝目、16奪三振は球団新記録の快投を見せていた。13年にはサイ・ヤング賞を受賞、タイガースに所属した昨季まで2年連続で最多勝を獲得している大リーグ屈指の右腕で、ナショナルズとは7年総額2億1000万ドル(260億円)の契約を結んでいる。

 また、9日にはヤンキース・田中と先発で投げ合い、この時は田中が7回1失点、シャーザーが7回途中4失点で降板、黒星がついた。

 ▼シャーザーの話 努力が報われた。(9回2死からの死球は)粘られてから投げたスライダーが少し外れた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月21日のニュース