マー君 22日タイガース戦へ調整 打率、打点トップのカブレラ警戒

[ 2015年6月21日 08:00 ]

タイガース戦に向け、フォームを確かめるヤンキース・田中

 ヤンキースの田中将大投手(26)は20日(日本時間21日)、21日(同22日午前2時5分開始)のタイガース戦に向けて本拠地でキャッチボールなどで調整した。

 今季、タ軍とは右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト入りする直前の4月23日に対戦。気温0・5度の極寒の中、白星こそつかなかったものの6回1/3を3安打1失点と好投した。今季2度目の対戦に向けて「相手も(前回の)対戦を受けてどういう風に田中を攻めようかと考えてくると思うけど、僕自身も1回対戦したことでイメージをしやすい。自分のその日の状態を見て、また相手も観察しながらバッターと勝負できればと思う」と意気込みを示した。

 タ軍打線の中核を担うのは、19日(同20日)現在で打率・345、51打点はア・リーグトップ、15本塁打もリーグ7位につける12年3冠王のカブレラ。前回の対戦では四球、右飛、右飛と2打数無安打に抑えたが、「今季もそれ(3冠王)に近い数字を残していますし、やっぱりこのリーグでトップに入るバッターというのは間違いない」と警戒。前回の初対戦後に「いい球を投げる」と田中を実力を認めたカブレラが、今シリーズで再び対戦することを知り、「オーマイゴッド!」と話していたことを伝えられた田中は「それはお世辞ですよ」と謙遜しながらも「自分の持っている以上のものは出せないので、自分の持っているものの中でしっかりと勝負をして抑えられたらいい」と力を込めた。

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