DeNA マエケン攻略に新人・倉本を先発で起用へ

[ 2015年6月19日 07:50 ]

打撃練習を終えた倉本

 セ・パ両リーグは、19日からリーグ戦が再開する。1つの引き分けを挟んで10連敗中のDeNAは本拠地で広島と対戦。初戦で先発する相手エースの前田健を攻略し、大型連敗を止める。

 初戦でDeNAの前に立ちはだかるのは広島のエース前田健。中畑監督が就任した12年以降、11勝を許し、黒星は3度しか付けていない。就任1年目の12年4月6日には本拠地でノーヒットノーランを達成された。最大の難敵。

 それでも指揮官は「(ナインの発奮に)大期待だよ。手も足も出ないわけじゃない」と言い、前田健に今季6打数3安打と相性が良く、19日に出場選手登録する新人の倉本を先発起用する。その上で、前田健を最も打っていない3番の梶谷をキーマンに指名。「苦手だからと言ってギブアップしたら終わり」と続けた。

 梶谷は同年代の前田健に通算44打数4安打、打率・091。「顔も見たくない。僕の苦手な部分を全部知っている」と話したが、攻略法も頭に描く。「球種を1つに絞ることも必要。それぐらいの割り切りがないと打てない」と、“ヤマ張り打法”で活路を見いだす。

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2015年6月19日のニュース