和田5度目先発も初勝利ならず 投手にも打たれ…4回途中3失点

[ 2015年6月12日 10:20 ]

レッズ戦に先発したカブス・和田(AP)

ナ・リーグ カブス6―3レッズ

(6月11日 シカゴ)
 カブスの和田毅投手(34)は11日(日本時間12日)、シカゴで行われたレッズ戦に先発したが、3回0/3で4安打3失点、4三振2四球で降板。今季5度目の先発も初勝利はお預けとなった。チームは6―3で勝った。

 3回2/3で9安打5失点と精彩を欠き、今季初黒星を喫したナショナルズ戦から中5日。今季5度目の先発マウンドに上がった和田は、先頭のデヘススを空振り三振に斬るなど、初回は三者凡退と上々のスタートを切った。しかし味方がモンテロの8号3ランで3点を先制した直後の2回、安打と四球で2死一、二塁のピンチを招き、相手投手ロレンゼンに甘く入った速球を捉えられて右中間を破る適時三塁打とされ、2点を失ってしまう。

 3回は先頭に二塁打を打たれながらも後続を打ち取って無失点でしのぎ、立ち直ったかに見えた。しかし4回、先頭のドミンゲスに甘く入った直球を打たれ、左越えソロ本塁打を被弾。4―3と1点リードの場面だったが交代を告げられ、今季最短の3回0/3、73球でマウンドを下りた。

 ▼和田の話 痛みや疲れというのではなく、投げていてフォームがしっくりきていない。自分のボールが投げられていない。チャンスがある限り、ここで諦めるわけにはいかない。(先発ローテーションに残れるかどうかは)僕が決められることではないので。

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