中日 貧打深刻…48イニング本塁打除く適時打なし

[ 2015年6月7日 05:30 ]

<中・オ>9回2死から代打に控えた和田だったが、 この日は出番なし

交流戦 中日0-4オリックス

(6月6日 ナゴヤD)
 連日の引き立て役となってしまった。中日は先発野手全員安打で敵軍を上回る11安打を放ちながらも、チャンスで1本が出ず零封負け。前日には山崎福にプロ初勝利、福良監督代行の就任初白星を献上したが、この日は金子に今季1勝目をプレゼントした。

 「走者を背負ってからの投球に、どうやって打ち取ろうかというのは見えた。そこにそのまま打たされたということ」

 決して絶好調とは言えない相手エースから何度もチャンスをつくりながらも要所を締められ、谷繁兼任監督も力なく試合を振り返った。「適時打欠乏症」は深刻で、本塁打を除く適時打は実に48イニングも出ていない。

 パ・リーグ最下位のオリックスに連敗し、セ5位に転落。交流戦最下位タイとなった。「チャンスになった時どう打つか。これが課題としてずっとある」。指揮官の悩める日々が続く。

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2015年6月7日のニュース