内海 再び2軍降格決定「もう一度、つくり直して、戻って来られたら」

[ 2015年6月5日 22:40 ]

<巨・ソ>選手交代を告げてベンチへ戻る巨人・原監督

交流戦 巨人4―8ソフトバンク

(6月5日 東京D)
 巨人がソフトバンク打線に16安打8得点を献上して惨敗した。

 初回に亀井の犠飛で6試合連続での先制点を挙げ、続く2回にも長野の4号ソロで試合の主導権を握った巨人。しかし、今季初登板初先発の内海が3回に中村晃に1号2ランを浴びて同点に追いつかれると、4回には細山田に勝ち越しの2点適時二塁打を許した。

 内海は直後に両脚ハムストリングがつるアクシデントに見舞われ、この回途中で降板。後続の投手もソフトバンク打線につかまり失点を重ねた。

 原監督は「今季初登板とはいえ、本来の彼とは景色が違う」と内海についてコメント。さらに「ピッチングコーチと話をするが、ここで答えを出すわけにはいかない」と次回の先発登板については明言を避けた。だが、試合後には、再び2軍で調整することが決まり、内海は「もう一度、つくり直して、戻って来られたら。明日からまたやっていく」と語った。

 「あの一本はよかったが、もう一本というところですかね」と語るのは長野の打撃。2回の第1打席で5試合ぶりの安打となる本塁打を放つも、その後は快音が聞かれることはなかった。「この結果を長野本人がどう受け止めるかですね」。会見中、終始コメントを絞り出すように発していた指揮官だった。

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