三代目JSBライブ翌日にソフトB4発奪首!練習時間短縮も何の

[ 2015年5月30日 05:30 ]

<ソ・ヤ>初回、2ランを放つ内川

交流戦 ソフトバンク7―4ヤクルト

(5月29日 ヤフオクD)
 試合前の思わぬアクシデントを、ソフトバンク打線は4発で吹き飛ばした。初回2死三塁で、4番・内川がヤクルト先発・小川のフォークを左翼席へ先制5号2ラン。李大浩(イデホ)も2者連続の12号ソロで続いた。主将の内川は「それを負けの原因にしちゃいけないと思っていた」と言った。

 遠征先の名古屋から戻り、ヤフオクドームに入ったのは正午すぎ。ところが、前日まで開催していた「三代目J Soul Brothers」のコンサートの撤収作業が遅れ、クレーン車4台で急ピッチで作業中だった。午後2時20分開始予定の打撃練習は午後3時までずれ込み、控え組のフリー打撃はなし。ほこりが舞い、息苦しさを訴える選手も出たため、開閉式の屋根を開けたほど。イベント会社の作業時間の読み違えが原因だった。

 ただ内川の目に映ったのは必死に手伝う球団職員の姿。「総出でグラウンドのゴミを拾ったり、スタンドの座席を拭いていた」と意気に感じた。3回は3番・柳田が「(バットに)うまく乗せられた」と2戦連発となる11号ソロでクリーンアップそろい踏み。6回には松田にも12号ソロが生まれ、今季2度目の1試合4発だ。いずれも新設のテラスでなく、従来のスタンドに放り込んだ。

 今季4度目の3連勝で貯金は最多の8。日本ハムを抜いて8日ぶりの首位浮上に工藤監督も「中軸が全員、ホームランを打った。非常にナイスゲーム」とご満悦だった。

 ▼ソフトバンク安積研二興行開発本部長 (撤収作業の遅れについて)通常は撤収日を設けます。試合前日に(コンサートを)やったのは初めて。向こう(イベント主催者)ができますとのことだった。チームには私が謝罪しました。

 ▼ソフトバンク摂津(2本の2ランを浴び6回4失点も4勝目)先制していただき追加点も取ってもらって助かった。

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