ソフトB・寺原、7回無失点で久々白星「大量点 助かりました」

[ 2015年5月24日 17:18 ]

<日・ソ>試合後にポーズをとるソフトバンクの寺原

パ・リーグ ソフトバンク12―0日本ハム

(5月24日 札幌D)
 ソフトバンクの寺原がチームの同一カード3連敗の危機を救った。

 寺原は序盤から3イニング連続で3者凡退に斬って取るという上々の立ち上がり。4回に2安打を許したが、これを凌ぐとその後は無安打と日本ハム打線を完全に沈黙させた。

 7回2安打無失点で昨年4月16日の楽天戦以来となる白星。「素直にうれしいです」と頬を緩ませる寺原は続けて「大量点を取ってくれて気持ちの面で助かりました」と15安打12得点を挙げた打線に感謝した。

 チームは日本ハムとの首位攻防戦に2連敗。絶対に負けられない状況でのマウンドを任された14年目の右腕は「先発投手として試合をつくる」と力強く腕を振り、ベンチの期待に見事に応えた。

 5日の今季初登板初先発以降、ここ3試合はリリーフ登板が続いたが、「中継ぎでしっかりと腕を振って投げるということを先発に活かせた」とそれも無駄ではなかったと強調していた背番号20。26日から始まる交流戦へ向けて、チームに勢いをつける92球だった。

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