DeNA 高木勇に初黒星つけた!10年ぶりの5カード連続勝ち越し

[ 2015年5月10日 17:31 ]

<D・巨>8回1死満塁、右前適時打を放つDeNA・倉本

セ・リーグ DeNA4―2巨人

(5月10日 新潟)
 DeNAが終盤の粘りで巨人の“不敗ルーキー”高木勇にプロ初黒星をつけた。接戦をものにして今季の対巨人3連戦で初の勝ち越しを決め、05年以来10年ぶりの5カード連続勝ち越し。前夜の逆転負けの悔しさを晴らし首位をがっちりキープした。

 序盤から巨人先発・高木勇に襲い掛かった。1点を追う2回、1死から左前打で出塁したロペスを一塁に置き、バルディリスが右中間適時二塁打を放って同点に追いつくと、3回には2死から関根の左前打、梶谷の遊撃内野安打で一、二塁とし、筒香の左前適時打で勝ち越した。

 7回に追いつかれたが、8回に勝負を決めた。1死から筒香、ロペスの連続長短打で二、三塁とし、代打・後藤は敬遠で満塁に。そして打席にはマウンドの高木勇と同じルーキーの倉本。「絶対に打つ、絶対に負けたくないという気持ちだった」と振り返る一打は、決勝の右前適時打となった。

 初回に先制点を許したが、6回3安打1失点と粘った先発・須田の好投も光った。中畑監督は「須田に勝ち星をつけてあげたかった」と悔やみつつも「選手はあきらめないで終盤に得点できた。いい勝ち方だったと思う。ナイスゲーム!」と声を張り上げた。

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