亜大初勝ち点!藤岡2打席連発、リーグ8年ぶりランニング弾も

[ 2015年5月8日 05:30 ]

<拓大・亜大>4回2死二塁からランニング本塁打を放った藤岡

東都大学野球第5週最終日 亜大6―3拓大

(5月7日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、亜大が拓大を6―3で下し2勝1分けで今季初の勝ち点を挙げた。今秋ドラフト候補の藤岡裕大内野手(4年)が自身初の2打席連続本塁打。1本はランニング本塁打で、3安打5打点の活躍だった。拓大は引き分けを挟んで6連敗を喫した。

 中堅フェンスに当たった打球が転々とするのを、見逃さなかった。4回2死二塁。亜大・藤岡が50メートル6秒の快足を飛ばし、迷わず本塁を陥れた。東都では07年秋に駒大・福井が放って以来8年ぶりのランニング本塁打に「変な方向に跳ねていたので、行けるかなと思った」と振り返った。

 初回に先制の左前打を放つと、2回の第2打席では今季1号となる中越え2ラン。2打席連発は自身初だ。1年春からレギュラーをつかみ、リーグ6連覇に貢献したが、今季は開幕4連敗スタート。3安打5打点でチームを今季初の勝ち点奪取に導き「勝つことを忘れるくらい神宮で勝てていなかったので、正直うれしい。やっとチームに貢献できた」と胸をなで下ろした。生田勉監督は「藤岡は気を出して頑張ってくれている」とねぎらった。

 ▼亜大・嘉陽(6回8安打3失点で今季初勝利)左打者の内角に投げ切れたので良かった。

 ▼拓大・内田俊雄監督(6連敗に)主導権が握れなかった。藤岡一人にやられた。凄いですね。

続きを表示

2015年5月8日のニュース