防御率2位のバリでも9失点…オリ 西武本拠で今季6戦全敗

[ 2015年5月7日 05:30 ]

<西・オ>5回、降板するバリントン(左)

パ・リーグ オリックス6-11西武

(5月6日 西武D)
 オリックスは頼みのバリントンまでもが沈んだ。前回4月29日の楽天戦で1安打完封するなど、防御率はリーグ2位の1・29と安定感を誇っていたが、初回に中村に2ランを浴びるなど2回までに6失点。その後は立ち直ったかに見えたが、5回に木村に2ランを被弾するなど3点を失い4回2/3で来日ワーストとなる9失点(自責点は7)でKOされた。

 「球が浮いてしまった。相手も調子が良く、うまくいかなかった」

 チームは4連敗で、西武プリンスドームでは今季6戦全敗。昨季からは7連敗と完全に鬼門となっている。「今は辛抱のとき」と語っていた森脇監督も試合後は「反発力は発揮できたが、耐久力が足りなかった」と悔しさを押し殺した。

 西武の首位浮上を助けてしまう屈辱で、借金は11。今季ワーストだった4月15日の借金12が再び迫ってきた。指揮官は「もう1回、ここで線を引いて、しっかり再スタートを切りたい」と、本拠地・京セラドーム大阪へ戻る8日からの日本ハム戦を見据えたが、死線は徐々に迫ってきている。

 ▼オリックス・竹原(4安打と大当たりに)ヒットは打てるうちに打っておかないと。右足首を軽くひねったが、出ていれば良いことがあります。

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2015年5月7日のニュース