雄星 12Kも2発に泣く「僅差の試合を勝てないと…」

[ 2015年4月29日 05:30 ]

<ロ・西>6回2死、クルーズ(左)に左越え本塁打を打たれた菊池はガックリ

パ・リーグ 西武0-4ロッテ

(4月28日 QVC)
 西武・菊池の復帰登板は2発に泣いた。0―0の5回2死。スライダーを清田に右中間席まで運ばれると、マウンドにうずくまった。

 0―1の6回は、クルーズに左翼へソロを許して「粘りきれなかった自分の力不足。僅差の試合を勝てないと上には行けない」と肩を落とした。左肘炎症の影響で開幕から1カ月遅れの今季初登板は、7回1/33失点降板。それでも最速148キロの直球をコーナーに投げ分け、7回まで毎回の12三振を奪った。リハビリ期間中に取り組んだフォーム固めにも「迷いなく投げることができた」と手応えを口にすると田辺監督も「一枚ローテが増えた。本塁打に用心は必要だったけど一安心」と評した。

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2015年4月29日のニュース