原監督 村田に注文「あそこで打てば、村田株もストップ高までいくんだがな」

[ 2015年4月28日 21:33 ]

<巨・中>4回無死、左越えソロを放った村田(右)を出迎える巨人・原監督

セ・リーグ 巨人4―1中日

(4月28日 東京D)
 歓声が一際大きくなった。杉内、金城に続くお立ち台。最後に檀上に立った巨人・村田に巨人ファンの大声援が降り注いだ。

 「まだまだ本来の仕事できてない。試行錯誤している段階だが、途中からで打てて良かった」

 坂本が左足ふくらはぎに張りを訴えて2回の守備から交代。打撃不振で2試合連続でスタメンを外れた村田が代わって「4番・三塁」に入った。1点リードの4回、先頭でこの日、最初の打席が回ってくると、大野の内角低めのツーシームをライナーで左翼席に運んだ。

 4月16日のDeNA戦(横浜)以来となる今季2号。「長い間、本来の姿で野球してないので悔しいし歯がゆい。謙虚にバットを振っていきたい」と決して満足はしてない。

 試合後、原監督も「非常に大きな2点目」と話したが、7回2点を追加しなおも2死一、三塁の場面で三ゴロに倒れた打席を振り返り「あそこで打っていれば、村田株もストップ高までいくんだがな…」と注文を忘れなかった。

 チームは首位タイに浮上。首位固めのためにも村田のバット復活は欠かせない。

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