日本ハム、来春の米アリゾナ1次キャンプ実施を発表、2次は名護  

[ 2015年4月27日 14:08 ]

日本ハムが来春キャンプを行うことになったピオリア・スポーツコンプレックスのメーン球場、ピオリアスタジアム

 日本ハムは27日、来年2月の1軍春季1次キャンプを米アリゾナ州ピオリアで実施することを正式発表した。期間は2月1日から同月中旬までで、その後の2次キャンプは従来通り沖縄・名護市で実施する予定。日本ハムが海外でキャンプを行うのは1986年の米フロリダ州デルレイビーチ、1987年の米フロリダ州サラソタ以来。2軍キャンプは2月1日から沖縄・国頭村で実施される。

 竹田憲宗球団社長は公式サイトを通じ「新たな環境の変化が刺激となってチームの強化につながり、選手個々の成長を促すと判断し、来春からアリゾナキャンプを組み入れる決断を下しました」と説明。「打撃練習やピッチングなどを同時に行えるスペースが大幅に増え、従来以上に効率的な準備ができると考えています。韓国球団のほとんどがアリゾナでキャンプを張っており、以前は不足した実戦も今は数多くこなすことができます」とそのメリットを強調した。

 米アリゾナ州ピオリアは日本ハムが業務提携している米大リーグ・パドレスのキャンプ地であり、その施設を使用することになる。パドレスのプレラーGMは「我々のキャンプ地である、ピオリアスポーツコンプレックスにファイターズをお迎えすることを、心待ちにしています。ファイターズは、非常に洗練されたチーム。意義深く、実り多きキャンプとなるよう、パドレスが全面協力することをお約束します」とコメントしている。

 

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2015年4月27日のニュース