明大ドラフト候補、高山が自身初の満塁弾!現役最多103安打

[ 2015年4月27日 05:30 ]

<慶大・明大>6回2死から左越え満塁弾を放った明大・高山(左)

東京六大学野球第3週第2日 明大7―0慶大

(4月26日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。明大は慶大を7―0で下し1勝1敗のタイとした。今秋ドラフト上位候補の高山俊外野手(4年)が自身初の満塁本塁打を放つなど2安打をマークした。

 高々と上がった打球が左翼席に達した。6回、2点を追加してなお2死満塁。高山の通算7本目の本塁打は初の満塁弾だ。「打った瞬間、いい上がり方をしていると思った」と振り返った。

 11日の東大1回戦の第2打席から16打席ぶりの安打。9回にも投ゴロを全力疾走で内野安打とし「あれが一番自分らしい」。現役トップの通算103安打とし同2位の立大・大城に4本差をつけた。視察した楽天・長島哲郎スカウト部長は「野手ではNo・1。走攻守のポテンシャルが高い」と話し、広島・苑田聡彦スカウト統括部長も「強く振れている」と評価。

 慶大の守備陣が右寄りに守る「高山シフト」を敷く中、「やりにくさはあるが、自分のスタイルで安打になればいい」と逆方向への一発に胸を張った。明大OBの高田繁が持つ127安打のリーグ記録更新へ、弾みをつけるグランドスラムだった。

 ▼慶大大久保秀昭監督(大敗を喫し)0―1で終盤まで行ければ。(高山は)乗せないようにしたい。

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2015年4月27日のニュース