黒田7回2失点報われず…広島 今季延長戦は6戦全敗

[ 2015年4月19日 06:24 ]

<広・中>7回2死二、三塁、代打・藤井の中前適時打に悔しがる黒田

セ・リーグ 広島2-3中日

(4月18日 マツダ)
 広島・黒田の粘投も勝利には結びつかなかった。チームは延長11回の末に敗れ、今季は延長戦6戦全敗。

 「痛い失点」と悔やんだのは、味方が同点に追いついた直後の7回だ。2死二、三塁のピンチを招き、藤井に147キロのツーシームを中前に運ばれ、勝ち越し点を許した。

 5回まで要した球数は52球。本来のリズムだっただけに、終盤で踏ん張れなかった責任を背負った。7回2失点で降板し、復帰後4戦は全てクオリティースタート(6回自責3以内)。先発の役目は果たしたが、日本球界復帰後、初黒星を喫した中日への雪辱はならず「どこが相手だろうとベストを心掛けないと」と自分に言い聞かせるように語った。

 ▼広島・緒方監督 こういう試合を勝ちきれないと壁を越えられない。もう一息まできている。あすに期待しましょう。

 ▼広島・新井(6回2死二塁で一時同点に追いつく左前適時打)得点圏に走者がいたら、何とかしようと思っていた。勝てば良かったけど…。

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2015年4月19日のニュース