斎藤佑、４回途中４失点ＫＯで今季初黒星「一番の原因は変化球」

＜楽・日＞２回に３点を失った斎藤佑は悔しそうな表情を浮かべる

パ・リーグ 日本ハム２―７楽天

（4月17日 コボスタ宮城）
　日本ハムの斎藤佑樹投手（２６）が楽天戦に先発し、３回１／３を５安打４失点。今季２度目の登板でも結果を残せず、初黒星を喫した。

　「チームがいい雰囲気で戦ってきているのに、こういうピッチングをしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。一番の原因は変化球です。真っすぐ系のボールでしか勝負できなかったですし、特にスライダーの制球に苦しみました。本当に残念です」。

　斎藤は２回、四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招くと、１死から後藤に左中間への２点二塁打を許し、先制された。なおも２死三塁から福田に意表を突くセーフティーバントを決められこの回、３失点。４回にも嶋の適時二塁打で失点し、この回途中で降板した。

　最後までボールに切れがなく３回１／３を５安打４失点で今季初黒星。２日のロッテ戦でも８点のリードをもらいながら５回途中、降板。汚名返上を期して上がったマウンドでも結果を残せなかった。