同僚投手の警告に主砲オルティス驚き「俺より先に受けるなんて…」

[ 2015年4月11日 11:44 ]

レッドソックスのデービッド・オルティス (AP)

 メジャーリーグは今季から試合時間の短縮を図るため「打者は打席に立つ時、片足をバッターボックスに残しておかなければならない」という新ルールを設けたが、これに抵触したとしてレッドソックスのクレイ・バックホルツ投手(30)が10日にリーグから警告を受けた。

 バックホルツは6日のフィリーズ戦で開幕投手を務めたが、その試合での打席が警告対象になったとのこと。レッドソックスは指名打者制を採用するアメリカン・リーグに属しているため、基本的に投手が打席に立つことはないが、試合はナショナル・リーグ主催のインター・リーグだったため、バックホルツも珍しくバッターボックスに入ったのだ。

 「最初は投球に関しての警告かと思った。打席では新ルールを意識していたし、あれより早くしろと言われてもできるかどうかわからない。でも、第1打席ではバッターボックスから両足を外してしまったかな…」とバックホルツはこのリーグからの通達に困惑気味。

 そして、この知らせに誰よりも驚いたのはチームメートのオルティス。投球間に打席を離れて手袋を直すというルーティーンを持つ主砲は「バックホルツが俺をよりも先に警告を受けるなんて」とコメントし、周囲を笑わせた。

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