巨人、メジャー48発左の強打者と近く合意へ 交渉は大詰め

[ 2015年4月11日 08:27 ]

レイズからFAのフアン・フランシスコ(AP)

 巨人が、新外国人としてレイズからFAとなったフアン・フランシスコ内野手(27)の獲得に動いていることが10日、分かった。交渉は大詰めを迎えており、身体検査などをパスすれば近日中にも正式合意するとみられる。

 メジャー通算48本塁打を誇る左の強打者で、得点力不足に苦しむチームの救世主として白羽の矢が立った。フランシスコはレイズの開幕ロースターから漏れ、5日にFAとなっていた。三塁と一塁を守ることができ、13年は18本塁打、昨季は16本塁打を記録した。27歳と若く、伸びしろもある。

 開幕13試合で本塁打を放ったのは亀井(3本)と片岡(2本)のみで、セペダは16打数無安打。三塁の村田も不振にあえぐ中で、内野を守れるパワーヒッターを求める巨人の補強ポイントと合致した。

 ◆フアン・フランシスコ 1987年6月24日、ドミニカ共和国生まれの27歳。04年にレッズと契約。13年にはブレーブスとブルワーズに在籍し、シーズン自己最多の18本塁打。昨季はブルージェイズで16本塁打を放った。メジャー通算404試合で打率・236、48本塁打、152打点。1メートル89、111キロ。右投げ左打ち。

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2015年4月11日のニュース