ロッテドラ2田中 22日オリ戦で先発1軍デビューか、14日2軍戦次第

[ 2015年4月11日 05:30 ]

22日オリックス戦での1軍デビューが急浮上した田中

 ロッテのドラフト2位・田中が、22日のオリックス戦(QVCマリン)で1軍デビューするプランが急浮上した。イースタン・リーグでは2試合連続で7回無失点と好投し、いまだ防御率0・00。京大初のプロ野球選手として注目を集める頭脳派右腕の1軍昇格が現実味を帯びてきた。

 首脳陣は田中をひのき舞台に立たせるスケジュールを着々と練っていた。西武プリンスドームでの全体練習に参加した落合投手コーチは「最短で22日に投げさせようと考えている。もう少し時間がかかると思っていたが、本人が努力しているからね」と明かした。11日にデスパイネが来日し、外国人枠の関係でチェンが外れた場合、ローテーションを一部再編することになり、2軍で好投を続ける田中に先発として白羽の矢が立った。

 開幕を2軍で迎えた田中だが、2軍では着実に課題をこなし、前回7日のイースタン・リーグ、西武戦(ロッテ浦和)後には「このまま結果を残せば、1軍で投げるチャンスもあると思う」と手応えをつかんでいた。「(2軍の)川越投手コーチから落ち着いて投げられているという報告を受けている。課題も一つずつクリアしているようだ」と落合コーチ。次回は14日のDeNA戦(ベイスターズ)で先発予定。ここで結果を残せば、1軍デビューへの道が一気に開ける。

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2015年4月11日のニュース