デーブ楽天 今季最多15安打で連敗脱出 4番ペーニャV打

[ 2015年4月6日 05:30 ]

<ロ・楽>7回2死一塁、ペーニャの三塁打で生還した岡島を迎える大久保監督

パ・リーグ 楽天6-4ロッテ

(4月5日 QVC)
 楽天の主砲がシーソーゲームにケリを付けた。7回、藤田の右越えソロで同点に追い付き、なおも2死一塁。ペーニャは益田の外角高め直球を中堅にはじき返す決勝適時三塁打を放った。

 初回2死二塁の第1打席でもイ・デウンの直球を左前に運び、チーム26イニングぶりとなる適時打で今季初打点。「最初の打点はチームに勢いを付け、2つ目の打点はチームを優位にする上で必要な打点だった」と胸を張った。

 開幕前には吉報が届いた。パトリシア夫人が第3子を妊娠していることが判明。出産予定日は10月で、2人の娘の顔写真を携帯のストラップにしているパパは「次は男の子かな?」と、新たなモチベーションを得て、シーズンに臨んでいる。

 4番の猛打賞の活躍で、チームは今季最多となる15安打6得点で連敗を4でストップ。大久保監督は「負けには必ず原因がある。勝っているチームよりそれを知っているのが強み。選手たちから“きょうは勝つ”という前向きな気持ちをずっと感じていた」と8日ぶりの白星をかみしめた。仙台の桜は3日に開花宣言されたばかり。デーブ楽天の花のつぼみもようやく開花の気配を帯びてきた。

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