広島、泥沼6連敗…福井6回2失点も救援陣踏ん張れずサヨナラ負け

[ 2015年4月5日 18:40 ]

<中・広>6回を2失点と好投した福井

セ・リーグ 広島4―5中日

(4月5日 ナゴヤD)
 広島は今季初先発の福井が6回を6安打2失点と好投したものの、救援陣が踏ん張れず、延長12回サヨナラ負けを喫し、悪夢の6連敗となった。

 福井は初回、いきなり無死満塁のピンチを招き、2死後にエルナンデスに右前2点適時打を浴びて先制を許したが、2回以降は走者を出しながらも中日に得点を許さない粘りの投球。打線は5回無死二、三塁から田中の右越え2点適時三塁打で同点。なおも1死三塁から遊ゴロ失で勝ち越し。さらに2死一、三塁から三ゴロ失で1点と中日内野陣の乱れに乗じて2点をリードした。

 しかし、7回から登板した2番手のザガースキーが1死一、三塁のピンチを招き、3番手の永川が平田に遊撃への適時内野安打を許して1点差。続く8回には中崎が2死一、二塁から高橋周に左中間へ適時二塁打を浴びて同点に追いつかれ、最後は一岡がつかまった。

 中日は2点リードの5回に守備の乱れもあったが、打線が粘って追いつき、延長12回1死満塁から小笠原の左前適時打でサヨナラ勝ち。開幕3連敗から6連勝で単独首位に立った。

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