敦賀気比、北陸勢初V 背番号17の松本またも劇弾!今度は決勝2ラン

[ 2015年4月1日 15:27 ]

<東海大四・敦賀気比>優勝を決め喜ぶ平沼(左から3人目)ら敦賀気比ナイン
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第87回選抜高校野球大会決勝 敦賀気比3―1東海大四

(4月1日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会最終日は1日、甲子園球場で決勝戦を行い、2年ぶり6回目出場の敦賀気比(福井)と14年ぶり6回目出場の東海大四(北海道)がともに春夏を通じて初の優勝を懸けて対戦。

 降雨のため58分遅れで始まった決戦は、1―1で迎えた8回、前日の大阪桐蔭(大阪)との準決勝で大会史上初の2打席連続満塁弾を放った6番・松本哲幣(てっぺい)外野手(3年)に今度は決勝2ランが飛び出した敦賀気比が3―1で競り勝って、北陸勢初の優勝を果たした。

 お互い初回に1点ずつを取り合う幕開けとなった決勝は、2回以降は一転、東海大四・大沢、敦賀気比・平沼と両右腕エースの粘りの投げ合いで走者を出しながらもあと1本が出ずにゼロ行進。

 だが、劇的なシーンは、1―1で迎えた8回に待っていた。敦賀気比は四球と犠打で1死二塁とし、ここで右打席に入った松本が1ボールからの2球目の変化球を強振。打球は左翼スタンドに一直線に突き刺さる決勝2ランとなり、優勝をもぎ取った。

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