水鉄砲打線にカツ!由伸 OP戦12試合目のチーム1号

[ 2015年3月13日 05:30 ]

<ソ・巨>4回1死、高橋由は左中間にソロを放つ

オープン戦 巨人4-2ソフトバンク

(3月12日 ヤフオクD)
 左中間へのライナーが、新設されたラッキーゾーン「ホームランテラス」に飛び込んだ。オープン戦12試合目でチーム第1号を放ったのは、今季から打撃コーチ兼任となった巨人・高橋由だった。

 「(本塁打が)出る時は出るし、出ない時は出ないから。出るに越したことはないけど」。4回。3ボールからの4球目。真ん中付近に入った直球を逃さなかった。2回にも左中間二塁打を放ち「内容はいいと思います」と手応えを口にした。

 打線は前日まで11試合連続ノーアーチ。球団では1961年(14試合)以来、54年ぶりの屈辱だった。「水鉄砲打線」と自虐的に命名した原監督も「やっと出たね。多少の呼び水になってくれればいい。大したもの」。通算2000安打まで残り284本に迫っている39歳を「青春真っただ中の目標を持っているわけだから」と評した。

 試合前にはソフトバンクの4番・内川の打撃練習をじっくり観察。向上心は変わらない。「結果が出ないと試合に出られないのでね」。立場は変わっても、開幕スタメンの目標は変わらない。

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2015年3月13日のニュース