「俺は打つ」4番筒香 有言実行弾!キヨシ満足「全然違和感ない」

[ 2015年3月13日 05:30 ]

<D・中>4回無死、筒香はソロ本塁打を放つ

オープン戦 DeNA4-5中日

(3月12日 横浜)
 “侍帰り”の一発だ。4回無死。チームに再合流したDeNA・筒香が、中日の新外国人左腕・バルデスの外角高めの直球を豪快に振り抜くと、打球は右翼席中段へ。「いったなと思いました。1打席目である程度、球の軌道はイメージできた」と振り返った。

 侍ジャパンの一員として10、11日に欧州代表と対戦。柳田(ソフトバンク)、雄平(ヤクルト)ら同じ左打者の打撃練習を食い入るように見つめ、「技術的な部分で参考になることが多かった」と財産にした。前夜は午後9時15分頃に東京ドームを後にして、デーゲームのこの日は午前8時すぎに横浜スタジアム入り。試合後は神経が高ぶって深夜まで寝付けず万全の体調ではなかったが、「侍と雰囲気は違うが試合に入れば同じ」と戦闘モードに切り替えた。

 腕の出どころが見づらいバルデスにチームは5回まで7三振。筒香も初回の打席で外角低めの直球に空振り三振を喫したが2打席目に向かう際、「俺は打つ」とナインにつぶやいた。有言実行の一撃を含むマルチ安打で、オープン戦は10打数6安打の打率・600、2本塁打。中畑監督は「あの場所(4番)にいて全然違和感がない。頼もしいね」と満足そうだった。

 ▼DeNA・久保(開幕投手に指名されている中で、オープン戦初先発で5回3安打無失点)こういう球を投げようという昨年のスタートより良い。練習でやっていることができた。

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2015年3月13日のニュース