楽天、ドラ１安楽が実戦初登板　打者３人から２Ｋ！無失点デビュー

実戦初登板した楽天・安楽

春季教育リーグ 楽天２―２ヤクルト

（3月12日 戸田）
　楽天は１２日、ヤクルトとの春季教育リーグを行い、注目のドラフト１位ルーキー安楽智大投手（１８＝済美）が実戦初登板した。

　安楽は２―２と同点で迎えた８回に４番手として登板。先頭の川上をスライダーで見逃しの３球三振斬り。続く山川もスライダーで空振り三振、奥村は力のない中飛に打ち取り、三者凡退。この回限りでマウンドを降りた。

　フォーム修正のために調整が遅れていた安楽だったが、プロ初マウンドは１２球を投じ、１回無失点という申し分のない内容。この日の最速は１４６キロだった。それでも「（自己採点は）５０点くらい。スライダーは良かったけど、まっすぐが走らなかった」と話した。

　試合は２―２で９回規定により引き分けに終わった。