大田痛っ 左太腿負傷離脱…12日精密検査、原監督も深刻表情

[ 2015年3月12日 05:30 ]

<ソ・巨>1回2死満塁 大田(44)は遊ゴロに倒れ足を痛めて退場

オープン戦 巨人1―2ソフトバンク

(3月11日 ヤフオクD)
 巨人・大田が左太腿の違和感を訴え、戦線を離脱することになった。ソフトバンクとのオープン戦の初回2死満塁。遊ゴロを放ち、一塁へ走り出そうとした際に痛め、顔をしかめながらベンチに退き、交代した。アイシング治療の後、試合中に宿舎へ引き揚げ「歩くのは問題ない。張りはもともとあった」と話したが、12日に帰京し、精密検査を受ける。

 原監督は「ちょっと時間がかかるでしょう。検査するというところじゃないでしょうかね」と深刻な表情で説明した。左太腿は、キャンプ中にも違和感を抱えていた箇所とみられる。2月25日には韓国LGとの練習試合を足の張りのため欠場していた。前日の長崎でのソフトバンク戦では試合前に雪が降るなど寒さも重なり、悪化したもようだ。肉離れの可能性もあり、その場合は開幕までの復帰が困難となる。

 大田はキャンプからの実戦11試合で4番を務めるなど、ブレークを期待されていた。初の開幕スタメンに向けラストスパートが求められる中での離脱。阿部の復帰の見通しが立った矢先だが、「新成」をスローガンに掲げる巨人にとっても痛いアクシデントとなった。 

 ▼巨人・大竹(5回を4安打2失点)ストライク先行で低めに集めることを意識した。最低限、先発としての結果を残せて良かった。

 ▼巨人・村田(3打数無安打で打率.138)感触はだいぶ良くなっている。感覚を取り戻して開幕に合わせていきたい。

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