松井氏 ヤ軍アドバイザーに就任「若い選手の力に」

[ 2015年3月11日 23:18 ]

就任記者会見を終え、キャッシュマンGM(左)と握手をするヤンキースのGM特別アドバイザーの松井秀喜氏

 米大リーグ、ヤンキースのゼネラルマネジャー(GM)特別アドバイザーに就任した松井秀喜氏(40)が11日、キャンプ地のフロリダ州タンパで記者会見し「ヤンキースでは素晴らしい時間を過ごした。今度は若い選手の力になれるように頑張っていきたい」とやや緊張気味に語った。契約期間は1年。

 2012年の現役引退後、球団に所属しての指導は初めてで、新たな一歩を踏み出す。ヤンキースの帽子をかぶり「僕にとっても大きなチャレンジ。勉強の場になる。伝えられることを少しずつ大きくしていけたら」と話した。キャッシュマンGMは「彼は真のプロ。打撃の知識と経験を伝えてほしい。役割はすべてのマイナーチームと関わっていくこと」と期待を寄せた。

 03年から7年間ヤンキースでプレーし、04年に31本塁打をマークするなど活躍した松井氏は、2月下旬から臨時コーチとしてキャンプに参加していた。

 ▼松井秀喜氏の話 このような機会をいただいて感謝している。経験を少しでも若い選手の成長の力になるようにしていきたい。僕にとっても大きなチャレンジ。僕自身にとっても勉強の場になる。(共同)

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2015年3月11日のニュース