黒田 大瀬良にツーシーム指南 左打席で体感「抜けてくる球が怖い」

[ 2015年3月4日 05:30 ]

マツダスタジアムのマウンドに初めて上がり、感触を確かめる広島・黒田

 沖縄キャンプを打ち上げたばかりの広島・黒田が3日、休む間もなく本拠地マツダスタジアムで大瀬良とともに再始動。4日のシート打撃登板に備え、休日返上で動いた。

 途中、キャッチボールをいち早く終えた黒田はおもむろに左打席に入り、捕手役の畝(うね)投手コーチ相手に投げていた新人王の変化球の球筋を確認。3球を悠然と見送った意図を説明した。

 「大瀬良がツーシームを投げていたのでね。ボクも投げるけど、自分の球を打席で実感することはできない。人のボールを見て参考になればと思って。いいツーシームを投げていましたよ」

 左打席に立ったのはなぜ…の問いに「右だと抜けてくる球が怖いので」とニヤリ。実は日本ハム戦(名護)があった1日、遠征から外れた居残り練習中に、大瀬良から教えを請うたという。黒田がお墨付きを与えた通り、目に見える形で“黒田教室”の効果が表れた。

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