守護神候補ピンチ!DeNA三上 右肘張りで実戦登板メド立たず

[ 2015年2月28日 05:30 ]

右肘痛の三上はブルペンに入らずに厳しい表情

 DeNAの守護神候補、三上朋也投手(25)が右肘の張りを訴え、実戦登板のメドが立っていないことが27日、分かった。この日、三上はキャンプ地の沖縄・宜野湾で「やれることをやるだけ。1軍で1年間投げられるようにすることだけを考えます」と語ったが、今後も患部の状態が芳しくなければファームで治療に専念する可能性が出てきた。

 三上はスリークオーターとサイドスローの2種類の腕の振りから最速151キロの直球、切れ味鋭いスライダーを武器に新人の昨季は65試合登板で防御率2・33。新人で球団新記録の21セーブをマークした。2年目の今キャンプで新球・シュートの習得に励んできたが、21日の阪神戦(宜野湾)で救援登板以降は一度もブルペンに入っていない。連日、約20メートルの距離で軽いキャッチボールを行い、電気治療で患部の回復に努めているが、ブルペンで投球再開の時期も未定の状況だ。

 3月27日の開幕まで約1カ月。首脳陣は右肘に不安がなくなるまで慎重に調整させる意向だが、救援陣の屋台骨を支える右腕の早期復帰が望まれる。

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2015年2月28日のニュース