青学大　アリゾナキャンプへ出発、100安打迫る吉田「吸収したい」

　東都大学リーグ２部の青学大が２３日、キャンプを行う米・アリゾナに向け、成田発のデルタ航空機で出発した。

　レンジャーズと同じ施設を使用し、現地の大学野球部と４試合を行うほか、レンジャーズ─ロイヤルズのオープン戦観戦なども予定。３月６日に帰国する。

　今秋ドラフト候補で大学通算１００安打にあと２３本と迫る吉田正尚外野手は「体調も崩さずにここまで来れた。なかなか経験できないことだし、せっかくなのでいろいろと吸収したい」と意気込んだ。善波厚司監督は「スケールの違いもあると思うので、そういう文化の違いを学んでほしい」と期待を寄せた。

　選手だけでなく、帯同するスタッフも胸を躍らせている。岩田宙玄主務は根っからの大リーグファン。「レンジャーズのＡ・ベルトレが見られたらいいなと。ドジャース時代からのファンなんです」とサポートの傍らの密かな楽しみに照れ笑いを浮かべていた。