原監督 ドラ2&3絶賛「けれん味のない、きっぷのいい投球」

[ 2015年2月23日 05:30 ]

<巨・楽>1回を3人でピシャリと締めた高木勇

オープン戦 巨人1-3楽天

(2月22日 沖縄セルラー)
 オープン戦初登板となった巨人の新人投手コンビが開幕1軍入りへ猛アピールした。ドラフト3位の高木勇(三菱重工名古屋)が7回、2位の戸根(日大)が8回をいずれも完全投球。原監督は「新戦力として十分に入ってくれるだけの力を持っている。けれん味のない、きっぷのいい投球をしている」と称えた。

 右腕・高木勇は2回に本塁打を放った先頭ウィーラーをフォークで空振り三振。これで自らを乗せた。指揮官が「高木ボール」と名付けた曲がりの大きいカットボールで続く三好を三ゴロに仕留め「皆さんに褒めていただいて自信を持って投げています」と白い歯を見せた。左腕の戸根は手元で伸びる直球を軸に抑え込み「スピードが付いてくればもっと持ち味が出る」と話した。

 原監督は2人のキャンプ中のブルペンに入る回数の多さを「非常にタフ。トップクラスでは」と高く評価している。戸根は中継ぎ候補で、高木勇については「いろんな可能性がある」と先発も含め、今後検討していく考えだ。「打高投低」の傾向が強かった今キャンプだけに、ルーキーコンビの好投がひときわ光った。

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