ジャイアンツ指揮官を体調不良にさせたランキングとは…

[ 2015年2月21日 17:20 ]

ジャイアンツのブルース・ボウチー監督 (AP)

 19日に体調不良を訴え、キャンプ地であるアリゾナ州スコッツデール近くの病院に緊急入院したジャイアンツのブルース・ボウチー監督(59)はその後、心臓の血管拡張手術を受けて20日に無事退院した。

 昨季はチームをワイルドカードからここ5年で3度目となるワールドシリーズ制覇へと導いたボウチー監督だが、今季はサンドバル、モースと主力が抜け、マギー、青木と補強はしたものの、先行きは不透明。連覇を期待される重圧もあり、それが心臓への負担をかけたかと思いきや、本人いわく、そうではないらしい。

 ボウチー監督を病院送りにしたのは昨年12月にある野球記者が発表した「メジャーリーグのハンサムな監督ランキング」。タイガースのオースマス監督が栄えある1位に輝いた同ランキングだが、ボウチー監督はというと下から数えた方が早く、何と全30球団中29位という結果に終わった。

 当然この結果を受け入れがたいボウチー監督は「あの結果はショックだった。あれで心臓がやられてしまったよ」と別の記者に漏らしたという。

 もちろん、これはボウチー監督独特のジョーク。ランキングを発表した記者は「自分がジャイアンツのキャンプ地に行く時は、ランキングに抗議する監督に気づかれないようにしっかり変装して、念のためボディガードをつける必要があるかもしれない」と応戦していた。

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2015年2月21日のニュース