雄星 新フォームOK!15日ぶり捕手を座らせ納得64球

[ 2015年2月20日 05:30 ]

岸(左奥)と並んでブルペン投球する菊池

 西武の菊池が4日以来、15日ぶりに捕手を座らせて投球練習を行った。力強い直球を64球投げた左腕は「久しぶりに投げられてひと安心」と汗を拭った。

 今キャンプは初日からブルペン入りして89球を投げ込んだが、この2週間はフォーム固めに専念。以前は、軸足の左足の爪先が数センチ開く癖により体が一塁側にねじれ、右足が約2足分インステップになっていた。制球が安定せず、体への負担も大きいフォームとなり、「投げないのは勇気がいることだったけど、1年間安定した投球をするために」と修正に踏み切った。投球後は映像で「爪先の延長線上に(球が)来ている」と真っすぐ踏み出していることを確認した。

 20日にはキャンプを打ち上げ、高知・春野に移動して調整する。「まずは(先発)6枚の争いに勝たないといけない」と謙虚に言った。

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2015年2月20日のニュース