坂本 侍・小久保監督の前でマルチ!「切れ」テーマに好結果

[ 2015年2月19日 05:30 ]

<巨人・サムスン>5回1死二、三塁から坂本は中越えに適時二塁打を放つ

練習試合 巨人9―3韓国・サムスン

(2月18日 沖縄セルラー)
 「1番・遊撃」で出場した巨人・坂本が2打数2安打1四球と全打席で出塁し、チームをけん引した。腰の張りで出遅れたが、実戦の4試合では14打数7安打の打率・500。ここ2試合に限れば7打数6安打で「インパクトの力強さを意識している。継続していきたい」と話した。

 今季は「切れ」がテーマだ。「バットは耳元から出す感覚で、腰を切ること」。最短距離でバットを内側から出し、インサイドアウトで腰の切れも加わり、インパクトの瞬間に力を伝える。コンパクトな振りで好結果を出している。

 3月10、11日の侍ジャパンの欧州代表戦(東京ドーム)のメンバーにも選出された。視察した侍ジャパンの小久保監督も「切れは昨年より増している。勇人にはリーダーになってもらいたい」と期待。1番だけでなく、中軸も打てる。巨人でも侍でも存在価値は高まりそうだ。

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2015年2月19日のニュース